川人博【高橋まつり：電通過労死の弁護人】がNHKプロフェッショナル仕事の流儀に出演

こんにちは　あやのです。

今日（１１月２０日）の夜、２２時２５分から、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、弁護人である川人博（かわひと　ひろし）さんが、出演されます。

けっこう、このNHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組が好きで、私はたまに見ています。
（だってなんか次の日私も頑張ろう！ってやる気が出るので（笑））

今回の放送に出演される川人さんは、四半世紀もの間、弁護士をしている超ベテラン弁護人なんですが、以前、ニュースで話題になった、大手広告代理店「電通」の新人であった女子社員の高橋まつりさんの弁護人を務めたことで注目を集めました。

ちなみにご存じない方のために、川人さんのプロフィールを少し紹介します。

川人　博さんのプロフィール

名前　川人　博（読み方：　かわひと　ひろし）
生年月日　１９４９年１０月７日
出身地　大阪府泉佐野市
出身校　大阪府立三国丘高校　卒業
出身校　東京大学経済学部　卒業
専門分野　過労死・過労自殺・労災・職業病

１９７８年に東京弁護士会に弁護士登録をされて、今現在６８歳になられるベテランの弁護人です。
専門分野は、過労死・過労自殺・労災・職業病といった分野を３０年以上にわたって取り組まれてきました。

実は、過労自殺や過労死についての「労災」の認定は結構難しいものなんだそうで、認定率は、全国平均をみても約４割程度と言われており、弁護するには難しい分野だそうです。
そんな、難しい分野でありながら、若くから、「労働者を守る」と決めて弁護人を続けてこられたというのだから、情熱を感じますよね。

労災の認定を得るために、いろんな証拠や、関係者の証言をコツコツと集め、勤務記録に残っていない部分の労働実態を暴き、労災認定を勝ち取ってこられたそうで、こんなに丁寧に弁護してくださるのだから、間違いなく評判の良い弁護人であると思います。

電通過労死の高橋まつりさんの事例は他人事じゃない

日本は全体的に、労働時間が長いことで、有名ですよね。
ちなみに、現在は、

日本の平均年間労働時間は1,745時間で、世界ランキングの順位は15位。

出典：世界・平均年間労働時間ランキング

ということですが、これにはサービス残業が含まれていません。
そのうえ、この結果には、女性が正社員ではなくパート・アルバイトで働いている割合が高く、これを考えると、日本の正社員は長時間の労働を強いられていると言えそうです。

私も、仕事をしていた時のことを振り返ると、確かに残業をするのが普通という傾向があったなと思います。

やっぱり経営者の考え方によると思いますが、特に長く設立されている、「昔ながらの伝統が残っているような会社」や、新規の会社であっても、「社員をモノのように扱う会社」は、こういう傾向があるのではないかなと思います。

昔の会社は、ボーナスや、休暇、社員旅行などがあって、働くのとは別にそういう「見返り」みたいなものがちゃんとあったと思うんですよね。そういうことがあったから、少し仕事が長引いたり、忙しくても会社のために頑張ろうと思えるような、愛社精神が芽生える状態が生まれやすかったのではと思います。

最近の新しい会社の場合だと、就職氷河期があり、職に就きにくく「正社員で雇ってもらっている」という、労働者側の弱みを掴まれている感じがして、サービス残業もやむを得ず受けざるを得ない状況になりやすそうです。

なんていうか、最近の会社の立場って、労働者からすると立場が強すぎるんですよね…。

こういうループになって、転職してもさらに条件が悪くなり、どんどん給料が下がっていき、再就職も難しくなる…。
今はこんな現状なのではないでしょうか？

だからこそ、会社に行くのが憂鬱、無理して働く…。
そうやって行き場を失って、高橋まつりさんのように自死を決行してしまうのではないでしょうか？

私も、引っ越して再就職が難しく、在宅でアフィリエイトを始めたことで収入を得ることが出来るようになりましたが、改めて本当に恵まれた環境で子育てができているなと感じました。

もし、仕事が憂鬱、息が詰まっている…なんて思われる方は、ぜひ「在宅で稼ぐ」ことを視野に入れてみて下さい。
自由な仕事が出来るそんな世の中に早くなってくれればいいなと思います。